ネット販売情報士 検定テキスト

2020年5月22日

ネット販売(通販)に関する資格テキストです。試験に合格し、履歴書や、ご自身のショップに提示されたりする際には「ネット販売情報士」とご記載ください。

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https://poranda.com/quest/detail.cgi?no=10

ネット販売とは何か

インターネットを使用した商品、またはサービスの売買です。

ネット販売の種類

ネット販売の形態としての主流は「ネット販売アプリを使用した売買」ですが、自店ホームページに商品情報だけアップし電話やFAX、メールなど、販売アプリ以外で運営する販売者も少数ですが存在します。

出品場所

ネットショップの出店場所のポピュラーなものとして「自ら独自ドメイン(独自URL)を取得し、出店する独自ショップ運営と、○○モール・オークション・フリマアプリなど、すでに人が集まっているWEBテナント(ネットショッピングモール)に出店する方法があります。


独自ショップのイメージとしては自社店舗のみの独立したショップ、〇〇モールなどのWEBテナント出店は他店も入るデパートやショッピングモールでの出店と考えるとわかりやすいと思います。


独自店舗とテナント出店のメリット・デメリット


■独自店舗のメリットとして挙げられるのが

・カスタマイズ性の高さ

以前はこれに加え、出店手数料が低いなどのメリットもありましたが、現在は出店が無料や定額の出店サイトも出てきたので固定費が少ないメリットは薄れつつあります。


逆にデメリットは

・集客
・自由がゆえ、すべて自店でやらなければならない。


ショップデザインなどは かなりカスタマイズできますが、それゆえに構築に時間がかかります。集客は本当に難しい問題で有名人でもなく今からショップを始めようという段階だと、自店ブランドやストーリーなど誰も知らないため、ショップを作ってもだれもアクセスしないという現実が当たり前にあります。その状態からショップ運営のデザインやクレジットカード決済導入など山積みのやる事を行っていくのは最初からだとかなり厳しいです。


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WEBテナント出店のメリットは

・偶然でも人が自店を発見できる集客力
・販売に必要な決済システムやマニュアルがある
・わからないところやトラブった場合をネットで検索しやすい
・最近は固定費が安かったり販売手数料が低いショップシステムもある


WEBテナント出店は現実世界では「立地のいい場所に出店」に近いので、初心者が出品しても顧客がクリックしてくれる確率があります。同じシステムの出店者が多いので、わからないことあったらネットで答えが見つかる可能性も高くなります。



デメリットは

・月額固定費や販売手数料が高い(最近は安いところもある)
・他店と同じ商品だと価格順で並び替えられ、価格競争になりがち


月額に関しては、モール系でも最近は安い所もあるので価格差は少なくなってきています。販売手数料も一番難しい集客が独自店舗よりはるかに多いことを考えたら、安く感じる人すらいます。問題はオリジナル品がなければ、他店と同じ商品を扱うので価格競争に巻き込まれがちになります。何かに特化したショップやオリジナルの物、サービスが多いなど、付加価値もつけれなければ生き残っていくのが厳しい時代になってます。


ネット販売の流れ

ネット販売の大まかな流れは商品画像撮影⇒出品⇒受注⇒梱包⇒発送


商品画像は新品の場合、撮影するパターンも多いですが、商品画像なしでタイトルや説明で文章のみで販売する業者もあります。商品画像なしの場合は商品が有名なものであれば買い手がつきやすいが、中古だと商品状態が写真で確認できないのはクレームに繋がりやすい点が注意です。


また近年は通信速度も高速で動画で商品説明する業者もいます。動画の商品説明を動画投稿サイトにUPし続けると、自店以外でも自社のファンを増やすチャンネルになりえますが、チャンネルの生殺与奪を動画投稿サイトの運営に握られている事に注意です。


ネット販売に必要な機材

インターネットを使ったネット販売で必要な機材として、最小構成はネットに繋がってるスマートフォン、もしくはタブレットです。ただし、少量出品なら問題ないが品数が多くなるにつれ、画面の小ささや文字入力の煩雑さから効率の悪さが出てきます。


ネットに繋がったパソコンから出品する場合は文字入力や複数のタブを開くなど、作業が楽な反面、撮影としてカメラが必要になることがほとんど。スマートフォン1台よりも費用がかさみます。しかしスマートフォンをすでに持っている場合はスマートフォンをカメラ役にすることで費用は抑えられます。


その他の機材として、演出したい効果によっては照明や背景、画像編集ソフト、動画編集ソフトなどが必要です。編集ソフトなどは無料もあるので必ずしも費用が発生しません。スマートフォンで済ませたい場合は、外付けのスマートフォン用キーボードで作業効率改善も可能。


ネット販売に必要な免許

ネット販売には無資格、無免許で出来るものもあれば、資格や免許が必要なものもあります。たとえば酒を扱うには対応した免許が必要。現実を言えば必要な資格や免許を取得せずに販売している者もいるのが実情ですが、自分が販売したい物に対し資格、免許が必要ないか最初に調べておく事で、不要なトラブルを回避できます。

商品撮影

商品写真は商品の雰囲気を伝えると共に、サムネイルになって他店の商品と並んだ時にお客様が見並べる最初の部分になるので重要です。まれに商品画像がない出品もありますがぜひUPしてください。


商品撮影の基本は「明るく、手振れせず、詳細に」。まずはお客様に商品の事ができるだけわかるように配慮することを心掛けてください。もちろん、商品がわからないレベルで明るくし過ぎて白飛びするなどはNGで、まず基本が出来てきたら加えたい演出(背景ボケや湯気、ホラー的な暗さなど)を加えていくと より雰囲気のある写真となります。


「商品画像と値段だけ見て商品説明(文章)読まずに購入する」というお客様もいるので、原型がわからないような商品撮影はNGです。


商品説明(文章)

商品説明(文章)は商品画像では伝えられなかった部分を記載。サイズ感や商品スペックなどを記載することが多いですが、例えば中古品だと「写真〇枚目の部分に傷があります、動作には問題ありません」など、現在の状態を記載しておくと、クレームになりにくくなります。あまり独自の世界観でブッ飛んだ文章を書くと、お客様が知りたい情報までたどり着けなかったりするので気をつけてください。

受注後の対応

お客様から受注すると、メールやアプリでの通知がくるはずです(アプリやレンタルカートの場合はお客様側にも)。まずは受注した商品を在庫から集め⇒注文通り在庫があるのを確認⇒受注確認のメールを送るのが基本です。特に人を雇ってマニュアル化してる場合はルールとしてそうなっていることも多いです。


一人で運営してて、金額、在庫ミス等による変更がなく、24時間以内など、発送を早く行うのであれば【お客様の支払いを確認⇒発送完了のメール】からでも現実的には運営できます。もちろん、送料や在庫ミスなどの関係で金額や個数が変更になったり、別の連絡事項があれば確実に連絡しないといけません


代行会社などと契約し運営をほぼ丸投げしている場合は、それらの運営を代行してもらう事も可能。WEBショッピングモールの運営企業がそれらの機能を有している場合もあります。

梱包

梱包は昔は企業はサイズに関係なく、段ボールで梱包するところが多かったですが、最近は送料を安くして購入率を上げるために小さいサイズはクッション付きの封筒に入れて発送する業者も多いです。


個人や小さい企業の場合は段ボールサイズだと他の企業に送料で勝てないため、小さいサイズはクッション付きの封筒(もしくは商品をクッションでくるんで封筒)で発送すると、梱包代を安くすることができます。

注意点としては安い発送方法には、発送後の追跡番号がなかったり、発送事故の際の補償がないもの、集荷をしてくれないものが多い事。


また、梱包の際に、商品に関するメッセージカードなどを1枚添えておけば顧客満足度を上げれます。

発送

発送は基本的には手渡しではなく配達業者に依頼。まだ発送実績がない頃は配達業者と契約するのが難しいため1回1回支払いをしなければなりませんが、発送実績が溜まってくると配達業者と契約、料金が安くなったり、支払いが月一回まとめて請求などの契約が可能になります。毎回払ってたものが月一回の請求になるだけでもかなり労力の節約になります。


また最近は「匿名配送」としてお客様に送り主の住所がわからない発送方法を持つネット販売アプリも。(もちろんアプリ側には送り主の情報はあります)


発送後にはお客様に「発送完了メール」と送る。その際、発送番号があるタイプの配送方法の場合はその番号と配送会社のサイトにある、番号追跡ページURLを送っておくのがスマートな方法です。


PS.バイクや車など、送料が高くて状態の確認をしたいものは「現状確認」で実際に会って取引する場合も多いです。

最後に

ネット販売は始めるまではハードルを感じますが、始めると案外スムーズにできることも多くなった時代です。自分で作ったもの、販売したものが売れると認められたようで嬉しいし、お勤めの方は副業としてやる方法もありますので、ぜひぜひチャレンジしてみてください。

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