ひきこもり情報士(ひきこもりと親)検定テキスト

2020年5月12日

ひきこもり家庭で問題になることが多い、ひきこもりと親についての資格テキストです。試験に合格したら、履歴書などに「ひきこもり情報士(ひきこもりと親)」とご記載ください。

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ひきこもりと親子関係

ひきこもりと親の関係というと「親が甘えさせてる」という印象を持つ人が多いだろうが、実際はそれだけではなく、親が厳しすぎて萎縮し、親の目を気にしすぎたため自己肯定が育たず、挫折してひきこもりへ、というパターンも珍しくない。

親と本当に仲が悪い場合は、ひきこもり当事者は一人暮らししてる事もあるが、親と同居もあり、端から見る他人が思うよりずっと複雑なものである。


ひきこもりは親の責任か?

「ひきこもりになったのは親の責任」という論調は強い。確かに、親の幼少期からの育て方が虐待や過干渉などで歪んでると、ひきこもりや精神疾患になる人はいる。しかし「ひきこもりのキッカケ」と限定すれば、必ずしも親の責任とも言い難い。


わかりやすいのは学校でのイジメ。子どもたちのイジメは本当に意味のないところからはじまったりするので、それをキッカケにひきこもったら、ただでさえ子どもがイジメを受けて傷ついてる親の責任を責めるのは酷である。親としては「子どもがイジメられて死ぬぐらいなら学校なんて行かなくてもいい」「今は暴力受けて傷ついただろうから休んでてもいい」という心理になっても不思議ではない。


ただ、親も理解しているが、不登校により学歴が低くなると、社会に出た後で金銭的に苦労しやすい、という現実はある。なので、イジメがあった学校には行かないにせよ「ひきこもりの長期化」は親や支援者側が防いだ方がいい。「ひきこもりのキッカケ」は親のせいではない事もあるが「ひきこもりの長期化」は親がその状況を長く許してしまった、という現実もある。もちろん、鬱など、病気としてのひきこもりは治療に年単位かかるのも珍しくないので、それは医師の診断を仰ぎ、治療を優先すべきである。



しかし、これが子どもの頃ならまだしも、成人してからのひきこもりだと、親としても「一人の大人だから」と見て、なかなか言いづらいというのも現実であり、「ひきこもりと親」と一言に言っても、子の年齢、ひきこもり年数、キッカケ、病気などによって対応が変わるため画一的な対処法などない。


親子間での家庭内暴力

ひきこもり問題には家庭内暴力が伴う場合もある。親が子に奮うことも、子が親に奮うこともある。間違いなく家庭環境としては歪んでしまっているが、特に子が親に暴力を奮う場合「SOS」の証として家庭内暴力が発生している場合がある。


家庭内暴力は「家の恥」「教育の失敗」と思い込み隠してしまい、周囲が気づくのは極めて困難。家庭から周囲に行政や医療などの力を借りて助けを求めるのが望ましい。また、家庭内暴力の原因は「幼少期からの認知の歪みの積み重ね」「医療につなげるべき状態」「将来不安によるもの」など複数要因が絡むので、何十年もその状況を積み上げてしまったら、家庭内だけで解決するのはかなり難しい。


認知の歪み

ひきこもりのみならず、AC(アダルトチルドレン)、DV(家庭内暴力)などの原因として言われることも多い「認知の歪み」。種類は数パターンあるが端的に言えば「極端なネガティブ感情の暴走」であり、自害、他害に繋がりやすい思考である。


認知の歪みはひきこもり当事者が起こしてる場合もあるし、親が起こしてる場合もある。親が認知の歪みを起こしてる場合は、子どもに対してその思考を教育として積み上げてる場合も多く、当事者だけに向き合っても改善に向かうのは難しい。親も認知行動療法などの医療に繋がるのが望ましい。


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