発達障害情報士(ADHD) 検定テキスト

2020年5月12日

近年報道されることも多くなった発達障害。その発達障害の一種であるADHDについての資格テキストです。試験に合格したら、履歴書などには「発達障害情報士(ADHD)」とご記載ください。

この試験の受験ページはコチラ
https://poranda.com/quest/detail.cgi?no=4

ADHDとは

ADHDとは発達障害の一つであり、 注意欠陥・多動性障害という多動性、衝動性、不注意などの症状が見受けられることが多い障害である。幼少期からその傾向は見られ、大人になっても症状がある人は生活や仕事に支障をきたすレベルであることが多い。

ADHDの原因

まだ医学的に確定したものではないが、ADHDの原因として報告があがるもので、遺伝が一つある。また脳の神経伝達に問題があるとの報告も出ていて、栄養面での関連も報告されている

ADHDの症状

ADHDの症状として特徴的なのは衝動性・多動性・不注意が主に挙げられるが、これが全て出る人もいれば、例えば不注意だけが突出してる人もいる。行動が多動ではない、不注意が強めの人の場合、性格や行動は落ち着いてみられる人もいて、外見や行動からは見えにくい人もいる。また疲れやすいなどの症状が出る人も多い。


また、風邪にも軽い風邪と重い風邪があるように、ADHDと診断されても軽い人から重い人までいる。ゆえに「ADHDはこうすれば大丈夫!」みたいな文言を信用すると、その人のADHDにはマッチしない、という事がある。くれぐれもネットの情報だけでなく「その人の状況も見て」判断や向き合い方を考える必要がある。

「脳内だけ多動」

ADHDの症状の一つに多動性があるが、「脳内だけ多動」の人もいる外からは落ち着いた人でも、脳内ではメチャクチャな思考を抑えるのに必死で「(外から見て)何も動いてないのにメチャクチャ疲れる」という、他人から理解されにくい状況もある。


ADHDの治療

ADHDの治療には薬物療法、認知行動療法、環境を調整するなどが主に挙げられ、また栄養面での改善を目指したり、運動療法が用いられることもある。

大人のADHD

一昔前、ADHDは「大人になるつれて収まる」つまり「子どもの一時的な障害」として考えられていた。しかし近年では大人になってもADHDの障害が続く人が一定数存在することがわかっている。

ADHDが理解されにくい理由

ADHDは遺伝の可能性がある。実際に家族もADHDの傾向がある事は珍しくないが、例えば今60代の親世代だと、現在より発達障害の概念が極薄く、一般医はほぼ浸透していなかった。そのため「性格」として処理されてたということで発達障害に気づきにくい面があった。 ゆえに親世代が発達障害を理解しておらず、子どもに合ってない教育をすることで、子どもは生きづらさや二次障害を抱えてしまう可能性が高くなる。


また、ADHDは脳の神経伝達の障害あれば「外からは確認できない」ため、他人から障害だとわからない事が多い。そのために日常生活だと「変な奴」仕事だと「ミスが多い」や「甘え」に見られてしまう事が多い。

「常識」に悩むADHD

ADHDで性格が真面目なタイプだと「常識とわかっていても どうしても出来ない。続けられない」というジレンマに苦しむ人も珍しくない。性格が真面目ゆえ いわゆる「世間の常識」と自分の現実に悩み苦しむ。

ADHDと併発

ADHDは外から見えにくい障害のため、他人から理解されにくい。それをADHD当事者も理解しているため、なんとか周囲や世間の常識と合わせようとする。世間に合わせようと自分に向いてない事を続けてしまって自己を失い、自己肯定の低さ、成功体験の少なさから うつ病や対人恐怖など他の病気や障害を併発することがある。

自己診断する「仮想ADHD」達

ADHDが有名になるにつれ、医師の診断を受けず、TVやネットのADHD特徴だけ見て「自分はADHDだ」と自己診断する「仮想ADHD」と言える人達がいる。その行為自体は悪い事ではないが、本当は違う障害、またはただの性格なのにADHD的なライフハックで生きてしまうと、本当に自分が出来る事、出来ない事を見損なう可能性がある。


ただ、正直、診断を受けることによる心理的デメリット、偏見など周囲の悪い方への変化も可能性が出るので、診断を受けない、というのも一つの道だが、自身がADHDだろうとそうでなかろうと「自分に出来る事、向いてる事は何か」を追い求めた方が、自身の人生の充実に向かう。

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